スマートシティに関連する事業者・有識者の方にお話を伺うインタビューシリーズ、City&Tech CHANNEL。

今回は一般社団法人データ流通推進協議会 理事、株式会社ウフルCDTO (Chief Data Trading Officer)の杉山 恒司さまにインタビューを行いました。

3つの街の特性とデータの取り扱い

Q:どの分野のデータから取り扱うべきか?

<杉山さま>
スマートシティの話で重要になってくるのが、街の特性。大きく分けると3パターン考えられる。アーバン(都市型)、ルーラル(田舎)、一部の企業・団体が0から作る実験都市、この3つがあると考えている。当然それぞれ街の目的・特性が違うため、どの分野のデータから取り扱いシステムを考えるか、変わってくる。

ただこの3つで共通する部分として、安心・安全・その街にいきたくなる魅力づくり。この3つはどんなパターンでも、どの街でも同じだと思う。

ここで導き出されるのが、安全を確保するための、地域に蓄積されたものは何か。住み続けたくなるもの、これを積極的に出せるようなデータはないか、そのあたりを探し出して組み合わせる。

その3つがベースとなって、それ以外のもっと細かな自治体の困っているポイントに対して、ベースの上に作りあげられるサブシステム的なサービスをつくる。そうやって拡張して増やしていくのがベストだと思っている。

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