スマートシティに関連する事業者・有識者の方にお話を伺うインタビューシリーズ、City&Tech CHANNEL。

今回は渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士の落合 孝文さまにインタビューを行いました。

竹芝の特徴、官民・業種を超えた連携

Q:City&Tech委員会に期待すること

<落合さま>
(竹芝に対する期待として)竹芝の場所について、羽田空港の利用が拡張されているが、羽田空港から来たときに、最初に見える街だと思うので、ある種日本の玄関口ということになってくると思っている。

その意味では、地方、海外から来る方に、まず最初に立ち寄ってもらえる可能性があり、東京に来た方に、東京は面白いことをやっている、そう思ってもらえる街になると良いと思っている。

竹芝という場所については、会社のオフィスも多くある一方で、住民として住んでいる方もいる。街を形作っていく中で、丸の内のような完全なオフィス街という訳でもなく、一方で完全に郊外の住宅街でもない。職場的な場所と人が住む場所の両方、さらに若干商業的な場所という側面も出てくると思う。

こういった複合的な要素があるからこそ、横展開についても色々と検討ができると思うので、竹芝をまず1つの魅力的な場所にして、国全体の見本の場所としていきつつ、他に展開できるような形にできればよいと思っている。

CT委員会の中には、様々な事業者の方をはじめ、有識者の先生、自治体の方も参加されていて、マルチステークホルダーの状況ができていると思っている。

そういう意味では、官民や分野を超えた連携による実験を期待している。やはりメンバー構成が整っていないと、こういうことは進んでいかない。こういった官民や、業種を超えた連携をしていくことは、スマートシティを作っていくために必須なことだと思っている。

こういった側面で特に、良いチームができていると思っているので、その中でこういう方法ならうまくいく、という形を、できる限り他に先駆けて実験をして、他の見本になるようなものが作ることができれば良いと思っている。

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