スマートシティに関連する事業者・有識者の方にお話を伺うインタビューシリーズ、City&Tech CHANNEL。

今回は渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士の落合 孝文さまにインタビューを行いました。

テクノロジーと街のつながり

Q:スマートシティでは、どのようにデータを活用するのか?

<落合さま>
スマートシティを形づくっていくためには、データの活用が必要だと思う。

新しいテクノロジーの利用と街の関係というのは、ITの世界・サイバー空間と、フィジカルの空間・私たちが生きている街、建物の中、職場などの場所がつながっていく。

つながっていく方法として、現実の社会で起こっていることを電子的に処理できるようにしていく。何を通じて行なっていくか、というと、具体的なことで言えば、センサ、カメラ、携帯等の端末などがトリガーになるとは思うが、サイバーの空間でやりとりされるのはデータだと思う。

データをただ集めるというだけでなく、その中でどういう使い方をするべきか、ということで言えば、日本の街の中でも、本当はこういう機能が使いたいときに使えればいいのに、という意味で、例えば利便性の向上であったり、あとは効率化ということもあると思う。

また、データを使う中で非常に大事なのは、やはり本人(会社の場合もあると思うが)にデータを帰属する、ということ。特に個人の生活を豊かにしていく、つまりその意思を反映してくような仕組みを、しっかり街を設計していく中で入れ込んでいくことが非常に重要だと思っている。

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